国歌
3月28日の夜に、NBAの試合を観戦した。ボストン・ノースバンク・ガーデンというスタジアムで、ボストン・セルティックスとオーランド・マジックのバスケット・ボールの試合を観た。
スタジアムの天上から大きな4面スクリーンが降りてきていて、選手たちのアップや、チアガールたちのダンスなんどを見せてくれる。時折、観客も望遠のドアップで映し出すので、バカうけする。

試合前の選手達のウォーミング・アップの様子などの映像が見られて、だんだんとムードが盛り上がってくるところで、試合開始直前、アメリカ合州国の国歌が流れ始め、会場が暗くなる。すると、スクリーンに星条旗と、国歌を歌う人気上昇中の歌手が大写しになる。
観客達が、全員立ち上がり、胸に手を当てて、国歌を歌い始める。周囲の全員が立ってしまったので、我々のグループだけ座っているのが居心地悪くて、ついこちらも全員立ってしまった。座ったままでいたら、なんだかとっても周りのひとびとの顰蹙をかいそうな感じだったのだ。

国歌が最高潮に盛り上がると、画面いっぱいに星条旗がアップになり、視界一面赤と青と白の旗模様で一杯になった。これで、最後に「イエーイ!」と盛り上がって、さあ、試合開始となる。
日本では「君が代」に対して、どうも素直になれない自分だったのだけれど、「星条旗」のときにはみんなが立ち上がるのにつられて立ち上がってしまった自分は、いったい日本で「君が代」を強制されたときに、立たずにいられるのかなぁ、と、多少弱気になってしまった。中途半端な自分を発見した日だった。

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