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『ディパーテッド』

マーティン・スコセッシ監督の最新作『ディパーテッド』をDVDで観ました。『ディパーテッド』というのは“The Departed”(出発したもの)、つまり、この世を発った者たち、つまり亡くなった人たちのことなんですね。だからかどうかわからないけれど、実にたくさんの人びとが、この映画では「ディパート」してゆきます。
2回しか行ったことないけれど、すっかりボストンという町が好きになってしまっていたぼくは、この映画の舞台がボストンだとわかって、「お、フェンウェイだ」「お、アウトバウンドだ」「お、州会議事堂だ」と喜んでいたのはつかの間、最後はあまりに多く流される血に、ボストンの暗黒面を見たような気がしたのでした。この映画、アカデミー賞では評価されたそうだけど、ボストンのイメージはダウンしていると思いますねぇ……。話はおもしろかったですけど……。
マーティン・スコセッシ、いつかは遠藤周作の『沈黙』を撮るんですよね? 暴力描写には定評があるだけに、キリシタン弾圧の血なまぐささを思いっきり描いてくれるんでしょうか……。あんまりぼくは期待していません。

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