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父の店

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年末に、父の店に飲みに行った。
父は神戸の三ノ宮に店を出して約40年になる。これといって特徴のない、ふつうのスナックだ。ウィスキーやブランデー片手にカラオケ歌い放題で4000円ポッキリ、とまぁこんな感じ。ぼくの父は、神戸の飲み屋のマスターなのだ。
40年といっても、1年ほど中断した時期があった。阪神淡路大震災だ。あの地震で全てを失ったかに見えた父は、一時期日雇い労働をしたこともあったが、長年の経営の信頼から、お金を貸してくれる人もいて、新しい店を再開することができた。
とはいえ、その借金を返せるかどうかもギリギリで、厳しい経営を迫られながら、なんとか青息吐息で店を続けている。
自分の父の店だから、ひいき目に見ているのかもしれないが、肩のこらない、気楽な店だ。マスターの父は、いつも機嫌良さそうにしてて、お客に気を遣わせない。いい店だと思う。だから、みんなこの店に来てくれたらな、と思う。
まぁあんまり言うと宣伝広告みたいになっちゃうけど、まあいいか。
藤原紀香が誰かと結婚した神戸の生田神社の門前から一本東に入った路地を、北に30メートルほど進むと、「ニューモンシェル」という看板が光ってる。そのビルの2階がお店です。
みなさん、神戸にお寄りの際は、どうぞ「ニューモンシェル」へ……。

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桂教会に行きました。

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2007年12月26日、日本キリスト教団桂教会(京都市西京区)に行ってきました。三十番地キリスト教会でお世話になっている人の親族の方の葬儀があったのでした。
小さな、しかし心のこもったお葬式でした。葬儀が終わって、出棺の時には、男手が足りないもので、亡くなった人は直接の知人ではないのですが、私も棺を運ぶのを手伝いました。まぁこんな形でもお役に立てれば、と思いました。
桂教会には10年以上前、派遣神学生としてお世話になったことがあります。その頃、桂教会で牧会しておられたS牧師とも10年ぶりの再会でした。
葬儀というのは、悲しいものですが、離れていた人を再会させ、つなぎ合わせてくれるという喜びを与えてくれます。不謹慎な言い方になるかも知れませんが、葬儀にはいつも感謝しています。

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こんころ

毎年、CLS(同志社クリスマス・キャンドル・ライト・サーヴィス)の翌日には(例年12月23日)、富田林市にある大阪府立金剛コロニーに訪問し、クリスマス・ミニ・コンサートを行うことにしている。
もともと3年前に、同志社香里クワイアのメンバーが、妹の入所している金剛コロニーという施設に行って歌いたい、ということから始まった行事。もうそのメンバーは卒業して大学生になったけれど、このコンサートの時にはOGとして見に来てくれる。
われわれはこの金剛コロニーでのライブを「こんころ」プロジェクトとして、聖歌隊だけでなく、ボランティア部も合同で、歌だけでなく、ハンドベル・クワイアなども結成し、ホールの飾りつけも行なって、少しでも入所者のみなさんにクリスマス気分を味わってもらえたら、と思って取り組んでいる。今年もなんとか成功にこぎつけたと思う。
クワイア、ボランティア部のみんな、ごくろうさま。金剛コロニーの職員のみなさん、お騒がせしました。そして、たいへんお世話になりました。ありがとうございます。
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CLS2007@同志社栄光館

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同志社女子大/女子中高にある今出川校地の栄光館ファウラーチャペルに行ってきました。
2007年12月22日、同志社クリスマス・キャンドル・ライト・サーヴィス(略称CLS)に、職場の学校の聖歌隊を引き連れて参加してきました。
同志社の各学校の聖歌隊(大学・女子大・女子中高・中学・高校・国際中高・香里中高)と大学ハンドベル・クワイアが参加する盛りだくさんな内容での燭火礼拝です。
われらが香里中高は、グリーンスリーヴズと三人の博士たちの歌(われらは来たりぬ)を歌いました。香里のクワイアは結成して4年目。4回目の参加。今年は人数が少し少なかったけれども(17人)、みんなよくボイストレーニングして、人数に恥じない迫力を出すことができました。みんなありがとうね
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礼拝が終わってから、「ストーム」といって、礼拝堂の外で讃美歌を歌いながら、お客様をお見送りするのですが、今年は天気が悪かったので、玄関ロビーで歌いました。それがよかったのですね。外よりも音の反響がよくて、実に幻想的な歌の響きに、歌い手も聴き手も一体になる感覚を味わえました。
香里のクワイアのクリスマスは、このCLSと翌日の金剛コロニー訪問ライブでワンセットになっています。ノンストップでゴー・ゴーです。

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チンザノ

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ドライ・マティーニを作るには、ベースがジンで、これに加えるお酒が、ドライ・ベルモット。といっても、この「チンザノ」以外にベルモットを作っているところを知らない。
チンザノには3種類あって、ドライとブラン(白)とロッソ(赤)がある。ロッソは甘い。だから、これをジンに混ぜると、スウィート・マティーニというカクテルができあがる。
チンザノはそのままロックで飲んでもおいしい。
家でドライ・マティーニを作るには、オリーブの実がない場合が多くて、そこは多めに見て、飲んでしまう。店でマティーニを頼むとちょっとしか飲めないが、家で作れば格安で好きなだけ飲める。まぁマティーニというのは、そもそもがぶがぶ飲むカクテルではないんだろうけど……。

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ストーブ犬

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我が家に今年もストーブの火がついた。うちのストーブは、灯油ファンヒーターで、温風がぶおーっと吹き出してくるやつである。これをつけると、まず犬たちが前に陣取って、座る。朝、起きぬけの子どもたちが「寒い、寒い!」とファンヒーターの前に群がっても、微動だにしようとしない。そして子どもたちが去ると、当たり前のように、自分の定位置のように、やはり陣取っている。
温風に耳をたなびかせながら、ふたりそろってきちんと並んでいる犬の姿には笑える。妙に行儀がいいじゃないかと思う。

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ヨハネ受難曲ふたたび

酒を飲みながら、バッハの礼拝音楽を聴くというのは、バッハや神に対して失礼にあたるのだろうか……?
今日はほろ酔いかげんで、「ヨハネ受難曲」をCDで聴いている。
ほろ酔いで受難曲を聴くと、なぜか涙があふれてくる。
前にも一度書いたことがあるような気がするが、数百年の時を超えて、受難の悲しさ、切なさを現代人であるぼくに送り込んでくるバッハという巨人には本当に敬意を表する……。

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クリスマス・セレブレーション

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12月12日(水)、「同志社香里クリスマス・セレブレーション2007」というイベントを学校の礼拝堂を会場に実施しました。
いくつものキリスト教学校で、クリスマスのシーズンには、いろんなページェントや演奏会などが催されるのですが、おそらくこの同志社香里のイベントは、それらの中でも最も世俗的なもののひとつだろうと思います。
キャンドル・サービスから始まって聖歌隊のクリスマス讃美から始まりますが、聖歌隊がゴスペルを歌うと、流れは一気に世俗化してゆき、吹奏楽部、マンドリン部、軽音楽部、そしてダンス部が、それぞれにパフォーマンスを行います。そして、最後はみんなでダンスを踊り、お約束のサンタの登場で、お菓子を子どもたちにプレゼントします。その後は、あたたかいおぜんざいを来場者全員にサービスします。
集まってくるのはほとんどが、幼稚園か小学校低学年くらいの子どもたち。地域の子どもたちが170名近く集まりました。声をかぎりに「サンタさーん!!」と叫ぶ迫力にこちらがたじたじとするほど。やっぱりサンタが登場すると最高潮に盛り上がります。
まぁ、教会学校がやっていることを、学校と言う単位で、地域の子どもたちを集めて、大掛かりにやっている、という感じです。こんなキリスト教学校のクリスマス・イベントがあってもいいと思いませんか?

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社会不安障害

社会不安障害、の疑いがあるそうだ。
人前で注目をあびたり話したりする場面になると恐怖感や不安感に悩まされる。他人の視線が怖い。自分の視線が不快感を与えていそうで怖い。他の人の言葉や行動の意味を深読みしてしまい落ち込む。人とのコミュニケーションのとりかたがわからない。そういったことを避けるために孤立的な状況に逃げ込みがち……と、お医者さんの机の上にあるMacの画面に出てくる絵や文章に、「はい、あります。はい、それも……」と、いちいち面白いほどに当てはまっていた。
でもそれって、教師に向いてないじゃん。牧師に向いてないじゃん。説教者に向いてないじゃん……と思わずお医者さんの前で力なく「ははは……」と笑ってしまった。
こんな向いてない者でもこういう仕事をしているのです。全国の「自分は向いてない」と悩んでいる牧師さん、教師さん、こんな人間もいるのです。あなたはひとりではありません。
しかし、これは性格の問題ではないのだそうだ。治療すれば治るというのだ。これが治ればどんなに生きやすくなるだろう。治る、という希望をもって生きていきたい。

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新島記念講堂に行ってきました。

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12月8日(土)は、同志社京田辺キャンパスにある新島記念講堂で、「第18回同志社京田辺クリスマス燭火讃美礼拝」にて、説教者としてお話しに行きました。
以前に、同志社国際高校の礼拝でここに来たことがあるんですが、いつ来てもその立派なホールぶりに感心します。学校の施設でありながら、一般のコンサートホールのような、いや客席の配置などを考えると、一般のホールよりいいかも知れません。説教する(つまりステージに上がる)ほうの都合で言えば、客席の傾斜がきついので、下(手前)から上のほうまで、すべてのお客さんが身近に見えてしまう構造になっているのです。じっさい、あまり手前のお客さんと奥のお客さんの距離差を感じないくらい、後ろのお客さんが近くになっているように感じます。
これは、説教者にとっては、プレッシャーともいえるし、逆にひとりひとりがよく見えて、自分の話が伝わっているような気がするというよい面もあります。今回の「京田辺クリスマス」では、後者の感じ方で、つまりいい意味で客席と近い気持ちで説教をすることができました。感謝。
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「京田辺クリスマス」では、京田辺市合唱団や少年少女合唱団「コスモス」といった、地域の合唱団もいっしょになって礼拝を行うところが、面白くもあり、感心もさせられるところでした(左はリハーサル中のステージの風景)。プロデュースは同志社大学キリスト教文化センターの越川弘英先生と三木メイ先生でした(最近、本出しすぎちゃうかと思うほどの越川先生)。日本の礼拝学のトップランナーのプロデュースによる礼拝に参加させていただけるのは、ありがたいことです。
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礼拝が始まる前には、同志社大学神学部のゴスペル・クラスとキリスト教文化センターのゴスペル・クラスがいっしょになって、ゴズペルを歌ってくれていました。うーむ、いいねぇやっぱり大人数で歌うゴスペルは。このクワイアの中にはぼくの教え子であり聖歌隊のOBである人も混じっていて、とてもうれしい。感無量でした。
そんなわけで、12月8日、なかなかいい一日でした。

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20年ぶり

12月8日(土)は、同志社京田辺クリスマス燭火礼拝で、説教者としてお仕事してきました。
ふと説教台の正面にある最前列に、見覚えのある顔が……。
最初の大学時代の同窓生でした。つまり20年ぶりの劇的再会だったのです。
一気に時間が逆戻りしたような感覚でした。こういう再会をしてみると、やっぱり「20年たってもちっとも変わってないなぁ」と感じるものなのですね。礼拝が終わってからチャペルのロビーで話したら、どうやらお互いにそう思っていたようです。
違っているのは、お子さん連れだったことくらいです。「ああ、この人も母になったんだなぁ」と感心しました。といっても、こっちもパパをやっているわけですが。
でも、大学卒業時にはふつうに就職していったのに、それから20年たって、ふと近所の大学のクリスマス礼拝に参加してみたら、そこで説教をしているのが、あいつだった、なんて……考えてみたらおかしいですよね。これでもいろいろあったんですよ、ぼくの人生も(笑)。

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よなよなエール

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これは、うまいです!
長野県軽井沢にある小規模ビール会社ヤッホー・ブルーイングの作品、「よなよなエール」です。
これは……うまい……。日本でメジャー路線であるラガー・ビールとは違い、香り高く味わいの濃いエール・ビールにこだわって作られたお酒です。
特に香りがよいです。グラスに注いで、香りをかぐだけで、幸せな気分になれます。そして口にふくんで、その味わいの濃厚さに感動します。ああ、ビールってこんなにうまいんだ、という気分になれます(もちろん、ビールですから、その日の体調によって味の感じ方は変わるのですが)。
あまりのうまさに感動し、さっそく三十番地のサイトのほうで、よなよなエールのサイトにリンクしました。なかなか楽しいサイトで、遊べます。ハイネケンにしろ、ギネスにしろ、遊び心に満ちたサイトを作ってますよね。ヤッホー・ブルーイングも浮世絵風「よなよなの里」で、楽しく作りこんでくれています。
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ヤッホー・ブルーイングには黒ビールもあって、「トーキョー・ブラック」というのですが、これもなかなかいける味です。たぶん、ヱビス・ザ・ブラックやギネスよりも濃いんじゃないかと思えるくらい濃厚です。しかも、やはりうまいのです。ふだん黒ビールはほとんど飲まない三十番地の牧師も、これは「うまい」と思ったのでした。
ここしばらくは、「よなよなエール」を買い求める酒飲みになりそうです。
少数醸造なので、お酒専門店にしかないかも知れません。もし見つけたら、ぜひあなたもどうぞ。香りがよくて、おいしいですよ。

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3色ヱビス

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限定醸造という触れ込みで、赤のヱビスビールが登場していたので、つい手を伸ばしてしまった。
ヱビスには、既に金色(ふつうのプレミアム・ビール)、緑色(ザ・ホップ)、そして黒(ザ・ブラック)が出ているので、確かにこれに赤(琥珀ヱビス)が加わると楽しい。缶をならべてもきれいだなぁ。
で、この琥珀ヱビスだけど、まぁなんというか、少しエールビールか、あるいはハーフ&ハーフに近づいたような、味わいのあるビールでした。ヱビス流「秋味」というところでしょうか。
でも、期待していたほどには、味わい深いビールではありませんでした。ヱビスには、あんまり「秋味」とか「とれたてホップ」とか、思いつきのようなビールを出してほしくはないのですが……。ブランド・イメージというのがあるんじゃないかと思います。

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キリンはキリン

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キリンのプレミアムビールで、「まろやか酵母」というのがある。無濾過処理で、酵母が生きているというふれこみ。たしかに麦のうまみが、ふつうのラガービールより強く感じられ、香りもよい。
しかし、改めてすごいなぁと思うのは、苦味の成分がキリン独特だということなのである。「クラシック・ラガー」を飲んでも、「ザ・ゴールド」を飲んでも、「まろやか酵母」を飲んでも、その独特の苦味は変わらない。こういうのは、使っている酵母の種類によるのだろうか? よくわからないのだが、キリンにはキリンの苦味があるのだ、というポリシーめいたものは十分に感じることができる。
大手の会社なのに、ちゃんと通すべきポリシーは通っている。さすがだなと思いました。

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『ジーザス・クライスト・スーパースター』2

11月29日、『ジーザス・クライスト・スーパースター』エルサレム・ヴァージョンを観てきました。先日のジャポネスク・ヴァージョンとまた違った演出で、赤茶けた土と岩の舞台に、泥と汗にまみれた登場人物たちが踊り、歌い、跳ねます。ヴァージョンは違っても、ストーリーと歌は同じです。音楽も基本的には同じ(ただし、ジャポネスクのように和楽器を生かした音楽的演出はありません)でした。
2回目の『ジーザス』のほうが、言葉も登場人物たちの感情も、よく伝わってくるような気がしました。一度見ているから2度目は、さらに深く味わうことができたのでしょう。
ユダのイエスへの屈折した愛情が一段と際立って見えました。ユダは何度も「イエス、あなたはただの人間なのだ。それなのに、なんで神の子となろうとするんだ」と訴える場面。マグダラのマリアがまるでイエスの愛人のようにイエスに接する場面。そして、十字架での死が全ての終わりであり、復活はないという演出。こういう描き方が、1971年にすでに行なわれ、興行的にも大成功をおさめたというところに、逆にいまだに教会が人びとの求めているものをじゅうぶんに提供できていない現実を思わされます。
バッハの受難曲がクリスチャン以外の人に対する感銘を与え続けているのと同様に、この『ジーザス』も、現代の受難劇として多くの人に感銘を与え続けるのでしょう。そして、教会だけが、この世から取り残されてゆくのかも知れません。

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まるつけ

テストの採点のことを「まるつけ」と呼ぶことがある。
たくさんの○をシャッシャッとつけていくのは爽快だ。しかし、ときどき勢いで間違っている答案にまで○をつけてしまうときがある。これを訂正して×にするのは、はっきり言って気が滅入るし、返してもらった生徒も気分が悪いだろうと思う。
そんな話をある生徒たちとしゃべっているときにしたら、「そんなの先生、最初から全部マルでいいじゃないですか。難しく考えなくてもいいですよ。全部マル、マル!」と口々に言う。そりゃあ君たちにとってはそのほうがいいだろうけどね……。全部○でもおかしくないような簡単な問題を出してるんだから、その期待に応えてよ、と思う。
点数が低い生徒が続出すると、自分の教え方が悪かったんじゃないかと心が痛む。いや事実そうなのだろう。生徒の点数は、先生の成績でもあるのだ。

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